ホテル ウィング 旭川駅前 髙砂酒造とコラボし酒米メニューをご提供

株式会社ミナシア 本社:東京都千代田区、代表取締役 下嶋一義が運営するホテルウィングインターナショナル 旭川駅前 は 、 銘酒「国士無双」で知られる旭川の髙砂酒造とコラボレーションし、新型コロナウイルス感染拡大の影響で余剰となった酒米を活用した朝食メニューを開発し、 2022年2月1日(火)より朝食ビュッフェにて提供をスタートします。

■余剰となった酒米「彗星 60%精米」を活用したフードロス削減メニュー開発の経緯
当ホテルチェーンでは、ホテル事業における環境問題への取り組みをさまざま進めており、 一部のホテルでは「廃棄食材削減」を考慮した朝食メニューのご提供 を実施しております。この度の取り組みは、 昨年12月に髙砂酒造が余剰となった酒米を食用米『食べる酒米「願いを米て」』として発売したことがメディアに取り上げられ、「酒米消費の力になれれば・・・」とお声がけさせていただきました 。 髙砂酒造とは、2020年2月にも酒粕を使った朝食メニュー開発でコラボしており、年間を通してご提供しております。

■食べる酒米「願いを米て」とは
髙砂酒造はここ数年、新型コロナウイルスの感染拡大の影響から、飲食店の休業・時短要請や北海道への観光客が大幅に減少し、日本酒の出荷量もコロナ前と比べると7・8割まで落ち込んでいるそうです。その為、清酒が蔵に残り 2020年度の清酒製造量を極端に抑えたこともあり、原材料となる酒米(2020年産)が大幅に在庫過多となりました。 2021年産の酒米も続々と入荷されていく中で、このままでは 2022年の仕入れ数量を抑えざるを得ない状況であり、酒蔵のみならず生産農家の作付けへの影響も懸念されます。以上のことから、今回、蔵内の酒米(2020年産)を少しでも減らし、酒米生産農家が減反にならないよう何とか対応策を打ち出したい、という想いから上森米穀店様(旭川市)にご協力・監修していただき、上森米穀店様(旭川市)にご協力・監修していただき、食用米としての発売を決断食用米としての発売を決断されました。

■使用する酒米北海道産酒米彗星60精米について
「国士無双」の醸造にも使用されている品種で、タンパク質や脂質が少なく、デンプン質である大きな心白があり、吸水性が高いお米です。甘みが少なくスッキリとした味わいで、粘り気も少なく、一般的に食べられているうるち米90精米と比べて、米の粒が小さいのでプチプチとして酒米独特の食感があります。

■酒米を使った朝食メニューについて
60精米の酒米の特長を知り、その良さを最大限に生かしたメニューを開発いたしました。日本には、世界に誇れる国酒「日本酒」があり、それは 昔 から 続く 「日本酒文化」の根本である「酒米」作りが途切れないように、そして、これからもずっと続くようにと想いを込め、小さなお子様から大人まで一緒に楽しめて美味しく召し上がれる味付けになっております。